【嵐】2019年に活動休止の発表をしたのはなぜ?経緯と理由を振り返る

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2026年春に活動を終了することになった嵐。

2025年5月6日、ファンクラブの動画に全員で登場して発表しました。
5人そろった姿を見せたのは4年半ぶり。

活動終了の決断に驚きつつ、「そういえば、なぜグループ活動を休止していたんだっけ?」と思った人もいることでしょう。

この記事では、筆者が見聞きしたことやSNSの情報から、当時語られた活動休止の経緯や理由を振り返ります。

嵐の活動休止を突然発表

2019年1月27日

嵐は2019年1月27日(日)夕方、ファンクラブのサイトで、活動休止について発表しました。
突然の悲報にファンは騒然。

その後、20:00から5人そろって記者会見を開き、1時間20分にわたって質問に答えました。

冒頭、大野智くんが説明します。

僕たち嵐は2020年12月31日をもって、グループとしての活動を休止させていただくことになりました

人気絶頂の国民的アイドルの決断は、世間にも衝撃を与えました。

時代背景

当時、嵐はデビュー20周年を記念し、2018年11月からアニバーサリーツアー「ARASHI ANNIVERSARY LIVE TOUR 5×20」を開催中でした。

アニバーサリーイヤー真っ最中の発表は寝耳に水。
ただ、「ファンクラブ会員が必ず1人は行けるように」との思いで前代未聞の50公演ドームツアーが組まれたことで、彼らのなんらかの覚悟を感じていたファンもいました。

2019年1月とは、どんな時期だったのでしょうか。

その前年の2018年5月に5人組のKing & PrinceがCDデビュー。
人気を急激に伸ばしていたころです。
今では大人気のSnow Man、SixTONESは、まだジャニーズJr.でした。

ジャニー社長が亡くなるのは半年後の2019年7月です。
メリー会長が亡くなるのは2021年8月、副社長だった滝沢秀明さんが電撃退社するのは2022年10月。
英BBCがジャニー氏についてのドキュメンタリーを放送するのは、まだまだ先の2023年3月です。

テレビを含めたメディアはジャニーズ事務所に頼りきったコンテンツづくりをしており、嵐は各放送局にゴールデンタイムの冠番組を持っていました。

ほかの事務所の類似の男性グループは、ほぼ活躍できない状況。
また、昨今のように、人気がありつつ退所・独立し、同じように活躍を続けるのは珍しいことでした。

つまり、嵐も当時のジャニーズ事務所も絶好調で、「敵ナシ」という時代でした。

嵐の活動休止発表のタイミング

嵐は、CDやDVDの売り上げでも次々に新記録を打ち出しており、頂点を極めたタイミングで休止の発表をしたわけです。

なぜ、休止の約2年も前に発表したのでしょうか。

当時のジャニーズ事務所が出した「ご報告」では、下記のように説明しています。

実質的な活動休止まで約2年ございますが、この時期を選びました理由は、最後まで嵐が嵐らしくあるために、できる限り皆様と嵐が過ごすことができる時間を作り、感謝の気持ちをお伝えする場を設けたいという思いからでございます

発表日の2019年1月27日の翌28日は、「ARASHI ANNIVERSARY LIVE TOUR 5×20」の後半公演分のチケットのFC受け付けが始まる日でした。

櫻井翔くんは会見で、このタイミングの発表になったのには、こうした事情もあったと明かしました。

時間をかけて感謝の気持ちを伝えたいという思いと同時に、我々がやっているコンサートツアーで発表していなかった公演を発表する時期も迫っていたので、この決断を理解、知っていただいた上で申し込みを受け付けたいという思いでした

二宮くんはこう語っています。

この時期の発表になったのは、応援してくださった方たちの心の整理や準備に必要な時間だと思います。
2020年にいきなり発表して、「あれがそうだった」となっていくより、今の瞬間を共有したいと思っています

嵐の活動休止のきっかけ

発端は、大野くんの思いでした。

大野くんは会見で、2017年6月中旬ごろ、メンバー4人に集まってもらって伝えたと話しました。

大阪で5人で仕事があったとき、その前の日(6月16日)だったかな、僕が「仕事終わったあと、僕の部屋に集まって話したいことがある」とみんなに伝えて、僕の部屋に来てもらった。
いつもの僕らの会話をしながら、正直なかなか切り出せなかったです

自分の嵐としての活動をいったん終えたい。
自由に生活をしてみたい

だいたい3年くらい前からこういう思いが芽生えてどんどん強くなっていったというのが現状というか。
(15周年のハワイ公演が)終わってちょっとたって、仕事をする中で、自分の気持ちに変化が現れてきてしまった

気持ちを打ち明けた後は、メンバー1人ひとりと会って思いを聞き、5人で集まって何度も何度も話し合いました。

2018年2月に事務所の人に報告し、2018年6月に活動休止を決断。

大野くんは、気持ちを伝えた当初、退所も考えていました。

「3年くらいやめたいな」という都合のいい話はないと思っていた。
なので、けじめとして事務所を辞めることだと思っていた

しかし、メンバーやスタッフと話し合うなかで変わっていきます。
活動休止は、本音で向き合い、時にはぶつかり合いながら、苦しみ抜いて出した結論でした。

2021年以降の活動については、会見でこう答えています。

具体的に何がしたいのか、決まっていることではないんですけど、この世界を一度離れてみて、今まで見たことのない景色を見てみたいなと。
普通の生活というのは、この世界に入ってから経験がないなっていう思いもあり

大野くんは2021年1月から、芸能活動を休止しました。

メンバーの受け止め

会見で、メンバーが大野くんから初めて気持ちを聞いたときの思いやスタンスを語りました。

相葉雅紀くん

初めてリーダーから聞いたとき、ひっくり返りましたね。
現実で突きつけられたとき、最初は準備がいりましたし、リーダーと2人で話す中で、どうにか嵐を続けられる方法はないかと話をしました

何回も話し合いを続ける中で、ちょっとでも同じ方向を向いていないリーダーをずっと付き合わせるのは違うと思ったし、1人2人欠けてしまったら嵐ではないと思ったので、リーダーの意見を納得して、そっちの方向で進めていこうとなりました

松本潤くん

最初にリーダーに呼ばれて話を聞いたとき、僕は驚きはしませんでした。
その後、みんなでいろんな話をする中でこれからのことを考えたときに、2020年で区切りをつけるのがベストなんじゃないかと僕は判断しました

二宮和也くん

衝撃でした。考えていなかったので、言われて驚いたんですけど、話し合いを進める中で僕がずっと言っていたことは「4人でも6人でも嵐ではない」と思ってるし、「5人でなければ嵐じゃない。5人じゃなきゃ100%のパフォーマンスはできない」という中で、リーダーの思いを尊重する形で結論に至った

反対というか、「続けられませんか?」という相談はしました。
リーダーとご飯食べに行ったときに、なにかできる方法はないのかということは言いましたし、リーダーもギリギリまで考えてくれた印象でした

櫻井翔くん

最初はすごく驚きましたが、誰か1人の思いで嵐の将来を決めることは難しいだろうなと思うと同時に、ほかの何人かの思いで誰かの人生を縛ることもできないなと。
どれだけ時間をかけても、全員が納得する形の着地点を探さないといけない。
それは僕の役割だろうなと。その瞬間に思いました

(何に一番時間がかかったかについて)みんなの思いがきちんと同じところに着地することです。
我々が五角形だとすれば、その真ん中をどこに落とし込むかという話をしました

「解散」の可能性もあった?

潤くんが2022年1月14日放送の「中居正広の金曜日のスマイルたちへSP」(TBS系)に出演し、活動休止について語りました。

「解散の選択はなかったか?」と問われ、「ありました」と答えています。

最初、大野が「抜ける。抜けたい」「自分は脱退して仕事自体を辞めたい」という話を言って。
グループを4人で続けるというのは僕らは感覚的にないというグループなので、だったら終わりかなと思って

解散について話し合う中で、「活動休止ってスタイルをとってもいいんじゃないか」の意見があがりました。

しかし、大野くんには「活動休止という、甘えというわけじゃないけど、そういうことを自分が言い出しっぺとして選んじゃいけないという意志があった」そう。

その後、事務所の人も含んだ話し合いのなかで、大野くんがこの選択肢を受け入れます。

みんなが、「それがいいと思うなら活動休止をさせてもらうのもありかな」ってなって、じゃあ、どういうふうにそれぞれ思うかって話をして落ち着いたのがそこ(活動休止)でしたね

ドキュメンタリー

1999年にCDデビューし、20年活動してきた嵐が、2020年末で活動休止するのはなぜなのか。
その答えのひとつを示すのが嵐のドキュメンタリー「ARASHI’s Diary -Voyage-」です。

活動休止を発表する前から、2020年12月31日までの約2年間、彼らに密着。

Netflixで2019年12月31日から2021年2月25日まで、全24話が世界190カ国に配信されました。

会見では語られなかった彼らの本音や素顔も垣間見える内容となっています。

「嵐の活動休止の理由を振り返る」まとめ

この記事では、嵐の活動休止の理由を振り返りました。

「ルルリボンのブログ」では、STARTO ENTERTAINMENTに関する「推し活」の参考情報を掲載しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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