ライブ以外で推しに会えるチャンスのひとつが、ドラマや映画にボランティアエキストラとして参加することです。
もちろん推しに近づいたり話しかけたりは御法度。
一緒に映ることができるとも限りません。
でも、推しと同じ時間、同じ空間を過ごせるのはシアワセなこと。
推しと一緒に働いている監督やスタッフを知ることができるのもうれしいですね。
ボランティアエキストラってどんなもの
1)どんな役が多いの?
ドラマや映画で俳優の周りにいる出演者は、役名がなくとも、雰囲気や状況を作り出すのに重要です。ボランティアエキストラで多い役は、通行人、観客、喫茶店や居酒屋の客、警察官、記者、病院スタッフといったところです。
2)バイト代は出るの?
ボランティアなので、通常は報酬はありません。
非売品のノートやクリアファイルといった記念品がもらえることが多いです。
通常は交通費も支給されません。
3)日時は?
平日、土日祝日関係なく現場はあります。時間帯や拘束時間はさまざま。
早朝から夜まで、午前中のみ、午後のみ、夜のみ、深夜帯と、撮影シーンやその分量によって異なります。
4)場所は?
場所もさまざまです。
東京都内や横浜市内が多いものの、千葉、埼玉、群馬、栃木県内での撮影も多く組まれています。
また、各地にロケーション会社が増え、全国のいたるところで随時、募集告知されています。
どうやって応募するの
募集情報を知るには
東京エキストラNOTES
ボランティアエキストラの募集情報が多く掲載されています。Xでも頻繁に告知されているので、フォローしておくと速やかに情報をキャッチできます
トループ
日本最大の会員制ボランティアエキストラ登録サイト。登録すると、募集情報がメールで届きます
キャストマート
ボランティアエキストラは登録無料。ほかに、有料のエキストラ登録、キャスト登録もあります。登録すると、募集情報がメールで届きます
こうしたサイトに登録して募集情報を知り、行きたい現場があれば、応募します。
「20~40代」「髪の色は黒」など条件が示されているものもたくさんあります
※STARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテイメント)の各ファンクラブで募集することもあります
当選しやすい現場は
申し込めば必ず参加できるものではありません。
希望者の多いものや、そもそも募集人数が少ないものに当選するのは難しい。
当選しやすいのは、100人以上など多くの人を集めたい現場。
特に、平日の撮影には人が集まりにくく、募集側が「とにかく来てください」と撮影の直前まで訴えるケースも見かけます。
あと、女性のほうが集まりやすいらしく、男性の確保に苦労している現場が多いようです。
服装や持ち物は
当選したら、募集側から、集合時間や場所についてメールで知らされます。
その際、服装や持ち物についても書かれているので、それに従います。
シーンによっては派手な装いを求められることもありますが、たいていは、背景に溶け込むことが大事なので、視聴者の目を引くような色合いやデザインの服装は避けます。
高級ブランドのロゴが目立つ服、周りから浮くような明るい色の服、金銀の光装飾がたくさん付いた服などは控えましょう。
白や黒、淡い色の服装が無難です。
心配なら、紺や白のジャケットやカーディガンを持参しておくと、たいていは対応できると思います。
推しのライブのバッグや、推しのぬい、アクスタなどを付けたバッグはNGです
現場は思ったより暑かったり寒かったりします。
携帯の保冷剤、ストール、カイロなどを持参すると役立ちます。
●食事の時間がないとき
撮影合間のトイレのついでに急いで食べられるものを用意しましょう。
おすすめは、
カロリーメイトや1本満足バーなどの栄養補助バーや、エネルギーチャージゼリー
参加の注意点
推しに会いたくてエキストラ参加したとしても、あくまでも多くの人が真剣に作品を撮っている場所です。
注意事項はしっかり守りましょう。
- 誰が現場に来るか事前に知らされないことも多い。行ってみたら推しがいなかったとしても、応募した責任を持って最後まで協力を
- 現場では、スタッフの指示に従いましょう。たとえば、推しがいるのとは逆方向に歩く役割を与えられたのに、推しを見るようなことはしない
- 推しやほかの出演者に手を振ったり、握手やサインを求めたり、話しかけたりしない
- 撮影場所の写真を撮らない
- 確実に行ける現場にのみ申し込む
- 集合時間を守る。撮影には大勢のスタッフがかかわっています。遅れると、多くの人に迷惑をかけます
いちばん守らなければならないのは、SNSに情報をあげない!
募集の内容、現場で見聞きしたことはSNSで公表しない。
鍵付きや友人限定でもNGです
推し以外にも有名な俳優さんを近くで見ることができる場合もありますし、撮影自体が非日常的な楽しい経験となります。
興味はあるけれど、「私なんかが・・・」とためらっている方は、ぜひ申し込んでみてはいかがでしょうか。